【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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80:名無しNIPPER[saga]
2018/07/06(金) 23:59:47.74 ID:VR+egQ5z0
真帆「困ったものね。あなたも、そっちの私も」

A紅莉栖『で、でも! やっぱり何か変ですよ! 私の態度が気に障ったからというには、どうにも状況がミスマッチに思えて』

真帆「状況? どういうこと?」

A紅莉栖『実は通信が途切れた後すぐに、何度もアクセスを送りなおしてみたんです。ところがアクセスしなおそうとする度に、妙なパスワードに弾かれてしまって』

真帆「妙なパスワードって何よ?」

A紅莉栖『ごめんなさい。私にも詳しいことは……。でもあの様子だと、こっちの先輩は今、完全に外界と遮断されているのではないかと』

真帆「スタンドアローンということ? そんなバカな話」

A紅莉栖『本当なんですよ! だから私、もう心配で心配でぇ!』

真帆「あーもう分かった分かった。とりあえず、私もこれから帰宅しようと思っていたところだから、着いたら家のPCからアクセスしてみるわ」

A紅莉栖『お願いします! できたら、強制アクセスも試してみてください!』

真帆「……そうね。了解したわ、じゃあ後で結果を報告するから」

A紅莉栖『はい、急いで下さい! 待っていますから!』


ピッ


真帆「…………」

真帆(仕方ない。とりあえず、一度家に帰りましょ──)


ピリリリリリ……ピリリリリリ……


真帆「んな! また紅莉栖から?」

ピッ

真帆「後で連絡するって言ったでしょ? まだ外だから、帰るまで少し待っていて」

紅莉栖「え、先輩。今外にいるんですか? というか、連絡って何でしたっけ?」

真帆(え? あれ? ……あ。オリジナルなほうの紅莉栖だった!)

真帆「ええと、ごめんなさい。ちょっと人違いしたわ」

紅莉栖「そうなんですか? まあいいですけど」

真帆「それで、どうしたの? 何か用かしら?」

紅莉栖「はい。ちょっと相談したいことがあって。できればこれから、どこかで会えませんか?」

真帆「これからって……これから?」

紅莉栖「はい、よければ今からすぐに。可能であれば、できるだけ人目のない場所で」

真帆「人目のない……場所?」

紅莉栖「その、ちょっと込み入った話になりそうなので」



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