【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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404:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/22(日) 22:42:14.45 ID:+mU1ijAH0
「無論である!」

 胸を張られてしまった。どこから論破すれば、いいんだろう?

「ええとだな、岡部。朴念仁代表のアンタに、センスとかを求めるつもりはないけど、でもいくらなんでも大きすぎると思うわけだ」

 ホワイトデーの定番といえば、軽めの菓子類や花などと、比較的かさばらない物が一般的だと思うわけで。

 なのに、彼の後ろにたたずんでいる布袋の大きさといったら、まるで季節外れのサンタクロースのようなんだけど。ギャグ……なんだろうか?

「かさばる物とか、普通は避けるのが一般的だと思うわけで……」

 どうしたものかと困り顔をぶら下げてしまうと、彼は顔を軽く緩めた。

「心配するな。一つ一つは、さほどかさばらん」

「一つ一つって、じゃあその中、色々詰め込んであるって……こと?」

 恐る恐る問いかけると、彼ははっきりと頷いて見せた。

「その通り。買い揃えるのに苦労した事も、今となっては良い思い出だな」

 もう、どこから突っ込んでいいのかすら、分からなくなってきた。

 彼は、唖然とした表情の私から視線を外すと、傍らで立っていたまゆりに目を向け、さもしたり顔で口を開く。

「では、まゆり。別命あるまで、ここで待機をしていろ」

「ええぇ?」

 唐突な指示に、当然の反応を示すまゆり。何をしたいんだ、こいつは?



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