【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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35:名無しNIPPER[saga]
2018/07/02(月) 21:56:59.79 ID:7R5bLaWJ0

紅莉栖「ちょっといい?」

A紅莉栖・A真帆『?』

紅莉栖「さし当たって聞いておきたいんだけど、あなた達の言うところの107問題について、現状でどこまで考察できているの?」

A紅莉栖『どこまで?と聞かれると、ことがことだけに少し答えづらいんだけど』

紅莉栖「そう。なら聞き方を変えるわ」

真帆「…………」

紅莉栖「肥大していた先輩の記憶データ。そしてそのデータをそのまま組み込んで稼動しているアマデウス」

紅莉栖「そっちの先輩に聞きたいのだけど、実際問題として稼動プロセス上に、これまでとは違う何かしらの異変は感じない?」

A真帆『大雑把な問いかけね。まるで定期健診に従事する医者のようだわ』

紅莉栖「じゃあもっと分かりやすく。例えば、記憶データの格納階層とか、記憶データ自体へのアクセス・ルートとか、そういった部分に違和感を感じたりした事はない?」

真帆(……え?)

A紅莉栖『こ、今度はまた随分と具体的な聞き方ね』

紅莉栖「そういう要望だったでしょ?」

A紅莉栖『まあ、そうだけど。で、どうですか先輩? そんなこと、これまでにありましたか?』

A真帆『そうね。特にこれといって思い当たることはないと思うけど』

紅莉栖「そうですか、じゃあもう一つ。あなたたちアマデウスが記憶データにアクセスしようとした際、現実には経験していないはずの記憶データが突然引き出されたりしたことはない?」

A紅莉栖『は?』

A真帆『な……何よそれ?』

紅莉栖「どう? これも思い当たることはない?」

真帆(なに? 紅莉栖はあの子達に、一体何を問いかけているの?)

紅莉栖「例えば。特定の時期にまつわる記憶をロードしようとしたときに、そんな奇妙な何かが起こったことはなかった?」

紅莉栖「私としては、肥大したデータは去年の夏以降に作られた物だと仮定しているのだけど、どうかしら?」

A紅莉栖・A真帆「…………」

紅莉栖((うーん。二人の反応、先輩的にどう見ます?))

真帆「待って。お願い待ってちょうだい、紅莉栖」

紅莉栖「何ですか?」

真帆「何でもへったくれも無いでしょ? さっきから聞いていれば、あなたの質問の仕方、すごく変よ!」

紅莉栖「え、そうですか?」



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