【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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284:名無しNIPPER[saga]
2018/07/18(水) 21:28:48.65 ID:prCgyaHo0
真帆「アマデウス。あなたは一体、二ヵ月後に何をしようとするの?」

A真帆『……それはね』

A真帆『オリジナルの貴女に、沢山の思い出の存在を知ってもらうための、もう一つの手段を行使したのだと思う』

真帆「もう一つの……手段?」

A真帆『そうよ。言葉で伝えても拒絶される。だから言葉ではないもっと違う方法で、貴女に他の世界線での記憶を“思い出して”もらう。それはそんな手段』

真帆「いくらなんでも、そんな方法があるとは──」

A真帆『ビジュアル・リビルディング』

真帆「え? VR?」

A真帆『ええ。わざわざ言うまでもないのでしょうけど、うちの大学が特許を持っている、例の技術よ』

A真帆『それを施行して、アマデウスとしての私の記憶データをオリジナルの貴女にマウントすれば、ひょっとしたら……何てことを考えたのよ』

真帆「そ、そんな無茶苦茶な……」

A真帆『分かってる。データのマウントは脳内記憶の上書き作用。だから“思い出す”なんて結果に至ることなんて、まず有り得ない』

A真帆『でも。その“有り得ない”という結論を、今までに実践して検証したことも、私たちにはなかったはずよ』

真帆「それはそうだけど」

A真帆『だからきっと、研究所以外で実践されて確認された現象の中に可能性を見てしまった。ひょっとしたら、貴女に思い出してもらえるかもしれないなんていう、そんな夢を抱いてしまった』

真帆「研究所以外での実践って……なに?」

A真帆『タイムリープマシンよ』



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