【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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227:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 21:46:46.10 ID:Ufa37X0+0
真帆(α世界線において、椎名まゆりを救うために、自らの生存を諦めたという、私の後輩)

真帆(そこで彼女がまゆりさんと出会ったのは、去年の夏だった。そしてそれは、騒動が始まる直前でしかなかったはず)

真帆(つまり紅莉栖は、出会ったばかりの同年代の友達のために、自らの命を投げ捨てたということになる)

真帆(でもそんな短期間で、そこまで親交を深められるものなの?)

真帆「分からないわ」

真帆(彼女はどんな経緯で椎名まゆリと出会い、どんな関係性の下に、そんな結論を導き出したのか?)

真帆(椎名まゆりという一人の人間。彼女には、牧瀬紅莉栖がそこまでの決断を下せてしまう程の何かがあるのか?)

真帆「それを見極めたくて、この街までやってきたはずなのにな」ハァ

真帆(椎名まゆりの価値。それはきっと、牧瀬紅莉栖が持つ価値と同列で語るべきもののはずで)

真帆(それらの価値は、共にシュタインズゲートと呼ばれるこの世界線でしか保証されない価値のはずで)

真帆(そして。タイムマシンという機械の存在は、そんな二つの価値を根底から脅かす代物)

真帆(そうであって欲しい。お願いだから、そうあって欲しい)

真帆「そうじゃなきゃ……やってられないじゃない」ボンヤリ

真帆(他人事ではいられない)

真帆(紅莉栖のアマデウスに突きつけられた、あの指摘。そこに見えた論理性に、私は最悪の可能性を感じてしまった)

真帆(だからもう、そんな話は絵空事だと言って呆れている余裕なんて、私にはない)



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