【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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226:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 21:44:12.53 ID:Ufa37X0+0
真帆「まいったわね」コトリ

真帆(紅莉栖たちから聞かされた、シュタインズゲート世界線へと辿り着くまでに経験したという沢山の出来事)

真帆(それは、まゆりさんの死ぬα世界線や、紅莉栖が死んでいるβ世界線という場所で実際に起きた現実であり)

真帆(そしてそれは、いくつもの歴史が同時間軸上で重なり合うように展開していく複雑な物語だと言えた)

真帆(そして当然そのお話の中には、岡部さんや紅莉栖を始めとした、多くの登場人物たちの強い想いが、目一杯にひしめき合っていることなのでしょう)

真帆「だとしてよ? じゃあ仮にだけど……」

真帆(仮に。そんな複雑な物語に込められた想いとその顛末を、限界にまで要約するとしたならば)

真帆(それなら恐らくその物語は、こう言い表せるのだと思う)

真帆(牧瀬紅莉栖の決断が椎名まゆりを救い、岡部倫太郎の執念が牧瀬瀬紅莉栖を救った物語……だったと)

真帆「でも今の私には、それがどうしても納得いかないのよね」ハァ

真帆(岡部倫太郎。彼が椎名まゆりと幼馴染だということを考えれば、α世界線での苦闘は十分に理解できる)

真帆(そして彼が紅莉栖との間に築いていた関係性が、男女間に起こるある種の心情に基づいていたというならば……)

真帆(それならば、岡部倫太郎のβ世界線における執念だって、理解できないこともない)

真帆「……でも」

真帆(紅莉栖は違う)



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