【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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228:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 21:48:29.51 ID:Ufa37X0+0
真帆「まだ……時間はある」

真帆(椎名まゆり。彼女の価値を知りたい)

真帆(去年の夏、紅莉栖がこの街で見つけた価値。それと同じ何かを、私はこの身で感じ取りたい)

真帆(感じて、そしてできることなら私だって、紅莉栖たちの想いというものを守り抜いてあげたい)

真帆「私に……出来るのかしら」グタァ

真帆(なのに、紅莉栖には見えたはずの何かが、私にも見える気がまったくしない)

真帆(やっぱり、時間をかけて親交を深めるしかないの?)

真帆(でも。紅莉栖にだって決して時間があったわけじゃない)

真帆「じゃあ、何が問題なの?」

真帆(ひょっとして、私のスタンスがいけないとか?)

真帆(まゆりさんを媒介にして、シュタインズゲートの価値を知ろうとする……)

真帆(そんな私の身勝手な魂胆が、私自身の視野を狭めていたりとかするのかしら?)

真帆(変に下心を抱えているから、それで私には見えない?)

真帆「でもそんなの、私にどうしろっていうのよ。もー」ガックシ

真帆(違いすぎる。去年の夏、紅莉栖にあった状況と、そして今の私が置かれた状況)

真帆(この二つは、きっとあまりにも違いすぎるんだ)

真帆(牧瀬紅莉栖と椎名まゆり。両者を強くつないだ何らかのファクターが、今の私に絶対的に足りないんだ)

真帆(だから私には……まゆりさんの価値が見えてこない)



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