【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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110:名無しNIPPER[saga]
2018/07/09(月) 00:31:33.67 ID:g0kV3utO0
紅莉栖「だとしたらですよ?」

紅莉栖「私たちの話の根本は、とどのつまりは時間を遡行することから起きる、タイムパラドックス現象を土台とした一連の事象に根付いています」

真帆「そのようね」

紅莉栖「そして先輩は、絵空事なお話の中にあって、それでも事象全体の土台となるタイムトラベルの正否については、ある種の可能性を感じてくださった」

紅莉栖「これはつまり、私たちのお話が事実である可能性を感じた……という事にはなり得ませんか?」

真帆(…………)ムムム

真帆「言いたいことは、分からなくもないわ。でもね紅莉栖」

真帆「可能性はあくまでも可能性。仮にタイムトラベルという現象の実在に可能性を感じたとして、もしもその土台の上に乗せるものが、大したことのない軽いものであれば、それでもいいでしょう」

真帆「でも、あなた達の話は、決して軽いと言えるものではなかった。むしろ壮大と言ってもいいくらいにね」

真帆「そんなあなた達の話を支えるため土台が、“できるかもしれない”程度では、それはあまりにも役不足だとは思わない?」

紅莉栖「それは……そうかもしれませんね」

鈴羽((えっと、つまりどういうこと、オカリンおじさん?))

岡部((俺に聞くな、俺に))

紅莉栖「……そうか」

紅莉栖「私は既に実体験として色々な現象を経験してしまったから、つい見落としがちだったけど……」

紅莉栖「なるほど確かに。経験した事象だけをただ淡々と並べたところで、土台が弱ければ信用なんて得られるわけもない」

紅莉栖「先輩の懐疑的な反応は当然のことだった……というわけですね」シュン

真帆「ええ、分かってもらえて嬉しいわ」


シーーーン


紅莉栖「でも、だとしたらどうすれば?」



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