8:1[saga]
2018/06/28(木) 13:56:10.43 ID:6AUUn40c0
「っと…ちょっと話しすぎちゃった。
もう行くわね」
少女は思い出したかのように、歩き出そうとした。
「ちょ、ちょっとまって!お姉さん!」
それを少年は呼び止める。
「なあに?」
「また、会えるよね?」
「そうね、また会えると思うわ」
「じゃあ、あの海が見える公園で、またお話しよう!」
少年が指さす方向、ここから少し歩くある公園が見える。
少女はそれを確認すると、
「ええ、わかったわ。また明日、公園で会いましょう」
少女はそう言うと、海のほうへ歩いていった。
少年はそれを見送りながら、鎮守府のほうだなあと、ふと思った。
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