9:1[saga]
2018/06/28(木) 13:56:37.96 ID:6AUUn40c0
翌日も、少年と少女は海が見える公園で、
二人ベンチに座りながら、おしゃべりをした。
主に少年の話題が中心ではあったが、とても楽しい時間を過ごした。
少年は少女のことを聞きたかったが、うまくはぐらかされてしまった。
お互い、名前もまだ知らない友達だった。
そんな日が何日か続いた日の夕方、
街に警報が鳴り響いた。
どうやら、街の近海で深海棲艦が現れたらしい。
深海棲艦が陸に上がることは今までなかったが、
街の住民は建物の外に出ないように、という内容の警報のようだ。
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