4:1[saga]
2018/06/28(木) 13:53:28.05 ID:6AUUn40c0
この街の近くには海軍鎮守府がある。
今日も演習をしているのだろう、銃撃の音がパパパパ、と遠くから聞こえた。
「うんうん、銃の音だ。やっぱかっこいいよなあ」
たたた、と音に耳を傾けながら走っていた少年は、
道の角からふと現れた影にぶつかってしまった。
「きゃっ」
小さな悲鳴と、どすん、という音。
「うわあっ」
少年がしりもちをつく。
「いたたぁ…。ご、ごめんなさい!」
少年はあわてて立ち上がり、ぶつかった相手に謝る
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