3:1[saga]
2018/06/28(木) 13:52:51.48 ID:6AUUn40c0
深海棲艦の出現から数年、海が近いこの街は、住民たちが少なくなり道路は閑散としていた。
街に唯一残っていた学校も来年には廃校になり、
少年も内地の学校に転校することになっていた。
「お母さん!ちょっと散歩してくるね!」
暇を持て余しすぎた少年はガバっと起き上がり、玄関へと走る。
「夕飯には帰ってくるのよー!」
母の言葉に返事することなく、少年は外へと駆けていった。
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