八幡「もし俺が鶴見家の長男に生まれたら」
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27:佐藤勇太[saga]
2018/06/23(土) 14:39:15.67 ID:UgX2svaS0
実行委員長に相模に副実行委員長に遥が付いて二人で努力して実行委員会を進めていた。


順調に作業が進み平塚先生が最初の時とスローガン決めを含めて数回しか実行委員会に来ていない事を除いて代わりに柳川先生が実行委員会につくことで何とかしていた。


文化祭迄二週間切った所で副実行委員長の遥さんが来て八幡達や鶴見先生と話し合っていた。


「八幡君。平塚先生が余りにも不参加で真面目に参加していない。私達が頼んで柳川先生が実行委員会に来てくれたから何とかなっているがもし来なかったと思うと、明らかに教師失格だと思う。」


「そうだな確かに数回しか来ていないのは担当の放棄にしか思えないな。」

「ええ。柳川先生からも報告を受けています。校長先生に報告しましたら激怒していました。明日の朝に相模さんと共に応接室に来て欲しい。」

「分かりました。相模さんにも伝えておきます。」


翌日の朝になると、校長先生に鶴見先生に柳川先生に平塚先生がいた。他にも雪乃と相模に遥がいて俺が最後のようだったので席に座ると話が始まった。


「出席簿並びに議事録を確認しましたがこれまでに数回しか参加していませんね。柳川先生。此れで間違いはないのでしょうか?」


「此れで間違い無いで。」

「そうですか。ありがとうございます。相模さんの意見はどうですか?」


「はっきり言って責任放棄だと思います。うち達が万が一平塚先生が実行委員会をサボった時を考えて鶴見先生達に頼みました。


それで柳川先生が実行委員会に来てくれたから何とかなりましたがもしいなかったらと思うと怖くなります。余りにも責任感が無さすぎます。」


「それでは生徒会の意見はどうですか?」

「そうね。平塚先生は教師は無理では無いかしら。数回休んだならともかく数回しか来れない用事でもあったのかしら?」


「俺からも言わせて貰うと流石にそんな毎回休む用事は無いんじゃないか。サボりと断定しても良いだろう。」


「最後に柳川先生と鶴見先生の意見はどうですか?」


「はっきり言わせて貰うで。サボりで断定しても良いと思うわ。流石に八幡君の言う通りやと思う。」


「私も教師としては失格では無いのでしょうか?このまま学校において置いて問題を起こされるよりは処分をした方が良いと思います。」


「平塚先生の弁解を最後に聞きます。何で数回しか参加をしなかったのでしょうか?」

「すみませんでした。色々な事で忙しく数回しか参加出来ませんでした。」


「そうですか。最後に処分を言い渡します。6ヶ月の謹慎後に半年のセンター行きの処分とします。


一年は教師として復帰出来ませんよ。復帰後次に問題を起こすと懲戒免職処分にします。最後のチャンスだと思って下さい。」


平塚先生は文化祭が始まる前に処分が下された。文化祭も無事に始まりエンディングセレモニーも問題が無く終わった。俺は既にあるものを準備していた。後夜祭に行かずに陽乃を屋上へと呼び出したのである。


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