18:佐藤勇太[saga]
2018/06/23(土) 14:32:01.45 ID:UgX2svaS0
母ちゃんがそう言うと、保護者が騒がしくなり一人の保護者を除いて自分の娘にどういう事だと追及していた。母ちゃんは静かにさせると加害者の生徒に話し掛けた。
「どうして翔子ちゃんや留美を苛めたの?」
「私達のリーダー的な存在の小町ちゃんが苛めるようになって私達も苛めないと苛められると思ったの。翔子ちゃん。留美ちゃん。御免なさい。」
小町と言う少女を抜かして全員が苛めを認めて謝罪した。
「何で小町が謝らなくちゃいけないのさ。苛められるそいつらが悪いじゃんか。私は謝らないよ。」
「小町ちゃん。私達が悪いんだから謝った方が良いよ。」
それでも小町は謝罪せずにいた。
そして小町以外の親御さん以外が娘の元に行き、翔子ちゃんと留美の元に行き謝罪をした。その後翔子ちゃんのお父さんと母ちゃんに頭を下げた。
「霧島会長はどうしますか?」
「一人を除いて謝罪したし娘も許したから報復もしないことにしますよ。」
「私も一人を除いて許す事にします。小学校側の処分はどうしますか?」
「比企谷小町さんのみ2週間の謹慎処分にします。ご両親はお子さんを連れて帰っても結構ですよ。」
次に霧島会長が発言した。
「報復するから総武から出て就職先を探すんだな。だがうちの系列に再就職は不可能だと思うんだな。」
そう言うと比企谷小町の両親はうつ向くと小町を連れて帰って行った。
残ったグループの生徒に俺が話し掛けた。
「留美の兄の鶴見八幡です。この写真を見て下さい。この真ん中の男性は葉山隼人と言って危険な思想を持っています。皆仲良くとか言って無理矢理仲良くさせようとして関係悪化させようとしていると報告があり警戒しています。他の二人は葉山隼人の取り巻きです。
この者達が何を言っても真に受けず近くにいる教師に通報して下さい。他の者はそんなことは無いので安心して下さい。」
保護者はそれぞれ娘にその3人の言うことを真に受けずに皆と本当に仲良くするように言ってから帰って行った。
途中電話が掛かって来た総武中の校長が戻って来てこう言った。
「例の3人が此方に来ようとしたが、厳しい警備員の見張りによって引き返したようだ。Aの監視カメラにもはっきり出る所と戻る所がうつっていたよ。証拠になるためしっかり保管するように指示を出しておいたよ。」
「明日の肝試しに実際に行動を移す可能性が高いから持っている防犯ブザーを鳴らして知らせて下さい。」
小学生全員が頷くとそのまま解散して二日目は終了したのだった。
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