101: ◆KWjQNDTan2[saga]
2018/06/28(木) 19:30:21.63 ID:F3pd5Vcz0
つぐみ「君が巴ちゃんに対して抱える名前の分からない気持ち。それはね、巴ちゃんの傍にずっといれば分かることだと思うよ」
あなた「そういうものなんですか?」
つぐみ「うん、そういうものだと思う」
つぐみ「それにね、多分私や他の人がその答えを教えてあげることが出来るけど、きっとそれは自分で考えて出さなきゃいけないものだと思うんだ」
あなた「な、なるほど……?」
つぐみ「ピンと来ない?」
あなた「……はい。すいません」
つぐみ「ううん、謝る必要なんてないよ。えーっと、君に分かりやすく伝えるには……」
あなた(羽沢先輩は少し思案顔をしたあと、うん、と1つ頷いてから再び口を開く)
つぐみ「分からないことがあったら、きっと君は調べたり人に聞いたりするよね? バイトの時も何かあったら周りの人にすぐに聞きに行くし」
あなた「はい。自分で考えて分からないことはそうした方が手っ取り早いですから」
つぐみ「それと同じだよ。巴ちゃんに関わることが分からないなら、巴ちゃんの傍にいればいいんだよ」
あなた「あ、確かに」
つぐみ「ね?」
あなた「はい、言われてみればその通りですね!」
あなた(本当にそうだ。師匠が関係することでそんな気持ちになるなら、師匠の近くにいればいい)
あなた(実に単純明快な話だ。そうすれば答えもすぐに分かりそうだった)
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