100: ◆KWjQNDTan2[saga]
2018/06/28(木) 19:29:25.80 ID:F3pd5Vcz0
つぐみ「それで、どういう気持ちになるのかな?」
あなた「えぇと……寂しいというか、焦りというか、その2つがごちゃごちゃに混ざったような、というか……本当によく分からない気持ちなんです」
つぐみ「それってどんな時になるの?」
あなた「この前、アフターグロウのライブがあったじゃないですか。あっ、羽沢先輩、遅れましたけどライブお疲れ様でした! ステージの先輩、輝いててカッコよかったです!」
つぐみ「あ、うん、ありがと」
あなた「それで、えーっと……なんだったっけか……」
あなた「そう、それで、ステージに立った師匠を見て、なんだか遠いなって思ったんです。その時に特に強く感じました」
つぐみ「師匠って、巴ちゃんのこと?」
あなた「はい! 宇田川先輩は和太鼓の師匠ですから!」
つぐみ「なるほどね。ステージの巴ちゃんが遠く感じて、それで寂しいとか焦りがごちゃごちゃに混ざった気持ちになったんだ」
あなた(と、そこで何故だか羽沢先輩は慈愛に満ちた表情で俺を見つめてくる)
あなた(それに何だか気恥しい思いがして、ややそっぽを向きながら言葉を発する)
あなた「ええ、そうなんです」
つぐみ「そっか……ふ、ふふ……」
あなた「先輩?」
つぐみ「あ、ごめんね。ちょっと、なんていうか微笑ましくて……私もひまりちゃんのこと言えないなって」
あなた「は、はぁ……?」
あなた(羽沢先輩はちょっと困ったように頬を掻く。それから俺を優しい目で見つめてきた)
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