21: ◆BCjH.6d5ig[saga]
2018/06/18(月) 21:20:13.29 ID:7JdAkTJJ0
丸がその文章の意味を理解しかねる内に、左手に記された文字が変化した。
みぎてをみてください。
丸がその文を読んだ瞬間、右手の甲にも先ほどと同じ感覚が走る。
そして予想通り、右手にも新たな文字が現れていた。
だが、それは左手に現れたような日本語の文では無く、たった二文字だけ。
1d。
と記されてあった。
左手の文字が再び変化していく。
今度はかなり文字数が多く、次々と流れるように変化していく文字を丸は必死で追った。
それは、あなたがもつ、ちからのつよさです。
これからあらわれるてきをたおすために、そのちからのつかいかたをしらねばなりません。
そこまで読んだ時、丸は急に強い光を感じて文字から目を離した。
光源は部屋の中央付近にある、眩い光を放つ何か……、いや、どうやら人型の物体のようだ。
突如として現れた人型の物体が放つ光は徐々に収まっていき、そこからマネキンのような等身大の人を模した木製人形が現れた。
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