悪魔「君の膵臓を食べたい」
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7:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:10:05.30 ID:39aGjFQ00

使い魔との会話を終えしばらく経ってから、部屋の扉が開く音が聞こえた。
そちらに目を向けると、先ほど別の使いに連れられた少女が立っていた。

真っ白なワンピースに身を包まれた少女は、すこし緩んだ表情をたちまちのうちに強張らせる。

「旦那様、湯浴みが終わりましたので娘をお部屋まで連れてまいりました」

使い魔は慣れた様子で一礼すると、黒装束のスカートを微かに揺らし私の言葉を待つ。

「すこしは見れる姿になったようだな」

脂ぎった栗色の髪の毛は、今はするりと肩のあたりまで垂れていた。




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