悪魔「君の膵臓を食べたい」
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8:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:12:24.48 ID:39aGjFQ00

それからすぐに机の上に書物を散りばめはじめた私に向かって、
使い魔は「何をなさっているのですか」と問いかけた。

「まずは言葉を教えなければならない」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:13:09.28 ID:39aGjFQ00

「学び舎では、脳の働きについては教えてもらったか?」私は使い魔に問う。

「一通りの知識は自分で学びました」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:14:52.28 ID:39aGjFQ00

「それでは、この娘に言葉を教えるというのは」

「言っただろう。私の目的は肉を育てることだ。これはその手始めということだ」

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:17:12.00 ID:39aGjFQ00

少女が言葉を覚えるのに要した時間は、人の感覚で言えばおよそ三年ほどだったろうか。

少しだけ背が伸びた娘を、私はリリイと名付けた。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:21:43.65 ID:39aGjFQ00

「ねえ、旦那様。私ね、ベジタリアンって言うらしいの」

ある日の夜、ろうそくの明かりを見つめながらリリイは言った。

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:22:19.36 ID:39aGjFQ00

「ただ、ベジタリアンはただ単に菜食主義者という意味を持つわけじゃない」

「そうなの?」

以下略 AAS



14:名無しNIPPER
2018/06/17(日) 01:23:47.20 ID:39aGjFQ00
見切り発車でかきはじめました。つづきます。


15:名無しNIPPER[sage]
2018/06/17(日) 20:28:07.97 ID:AluFZAffO
つづけ


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