4:名無しNIPPER[saga]
2018/06/17(日) 01:00:41.77 ID:39aGjFQ00
「あー、あー……!」
少女は私に恐れをなしたのか、自らの身を守るように両の腕で頭を抱えている。
私はそのみすぼらしい少女の姿を見て、ひときわ愉快な声をあげた。
「見ろ。言葉もまともに喋ることすら出来ず、ただ怯えているだけの無価値な存在だ」
「お言葉ですが、私にはこの人間が食用価値のある域まで達するとは到底思えません」
使いの者は、まるで汚物を扱うかのような目で少女をじっと見ていた。
「それをするから面白いのだろう」私はおもわず笑みをこぼす。
「すぐに終わってしまっては、興に入らないからな」
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