【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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◆L6OaR8HKlk
[sage saga]
2018/06/12(火) 14:23:02.33 ID:dM7WlOBF0
(;T)「ほらきた!!」
それを仰け反って躱し、申し訳程度の膝蹴りで反撃
あっさりと下がって回避した女の子は、クスクスと笑いながら暗い穴が覗く眼孔を片手で隠した
くすんだ金髪に薄褐色の肌。割烹着とエプロンを組み合わせたような服装に、反りのない短刀
小夜から聞いた『要注意人物』の特徴と一致する。確か、名前は……
(;T)「『北谷菜切』……」
北谷菜切「……」
琉球三宝刀とやらの一振り。御華見衆に属しない『巫剣』
とにかく若にご執心で、独占しようと暗躍するイカレと聞いた
https://tenkahyakken.jp/character/?page=97
北谷菜切「初めまして。自己紹介……の、必要は無さそうですね」
手を退けると、何も無かった眼孔にエメラルドグリーンの瞳がはめ込まれていた
巫剣固有の能力では無いだろう。いや、だってキモいじゃん。目玉無くしてびっくりさせる能力って。ブラクラかよ
時雨「お前の名前や正体なんてどうでもいいからね。ああ、逃げなくてもいいよ?巫剣を折ったらどんな死に方するか、気になってたんだ」
クナイを逆手に持ち、俺の一歩前に出る。今めっちゃ怖いこと気にしてなかったかこいつ
北谷菜切「逃げる?フフ、逆ですよ。『逃がさない』為にいるのですから」
時雨「小娘一人に何が出来るって言うのさ。僕はこう見えて結構凶暴だよ?」
北谷菜切「子犬がキャンキャン吠えても滑稽なだけですよ?」
時雨「フッ!!」
下手で投げられた予備のクナイは北谷菜切の整った顔に向かって真っすぐ飛ぶ
彼女は眼前まで迫ったそれを短刀で弾き、火花と衝撃に顔を顰めた
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