【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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70: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 13:53:49.07 ID:dM7WlOBF0
クスクスと笑い合いながらも、手元の縫物はスイスイと進んでいく。ワイルドな見た目と違って随分器用だ
これはスゴイシツレイにあたるので口には出さない。今し方指摘されたばかりだ


長曾根虎徹「……俺が裁縫出来るのが、物珍しいかい?」

( T)そ「べっ、べべべっべつに、べつべつべつべつべっべべべ」


何こいつこわい


長曾根虎徹「やっ……めろ笑わせんな……手元が狂う……wwww」

( T)「巫剣はエスp……神通力でも使えんのか?」

長曾根虎徹「探せば人の心を読める奴もいるんだろうが、少なくとも俺はちげえよ……見事にカマに引っかかったな」

( T)「試すような真似は感心しねえな……気にしてんのか?」

長曾根虎徹「乙女は意地悪で繊細なんだぜ?なんなら、納得するまで見てみるかい?俺の乙女なところを」

( T)「そういうのはテメーで探し当てるもんだ。野郎から楽しみを奪うな」

長曾根虎徹「ハハハ!!本当に可愛げの欠片も無い男だ!!」

( T)「そりゃどーも……」


三十路手前の野郎に可愛げもクソもねえと思うが、よくよく考えりゃずっと年上なんだよな。三十年という範疇は『可愛い』に相当するんだろうか
そしてもっと視野を広げりゃ、艦娘もその部類に入るんだよな……どうも提督になってその辺の感覚が麻痺してるらしい


長曾根虎徹「全く、飽きねえな旦那は……それに、俺も若も世話になりっぱなしだ」

( T)「お互い様だろ。なんせこっちは居候の身だ……何か、相談したい事でもあるのか?」

長曾根虎徹「っ!!」


裁縫の手がピタリと止まる。図星だったらしい
わざわざ俺の部屋に留まってマスクの修繕なんてする必要は無い。引き取って、時間の空いた時にでもすればいい話だ
提督になって麻痺した感覚もあるが、逆に敏感になった感覚もある。乳首の事を言ってるんじゃないぞ
だが、こうして聞き出す言葉を知らないのが悪い所だとよく指摘されたりもする。俺はそんな器用な男じゃなかった


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