【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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45: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 13:22:43.13 ID:dM7WlOBF0
(*;゚ー゚)「……」


覚悟を決めたのか、木刀を中段で構えた
同じく、見よう見まねで俺も構える。若の表情が僅かに揺らいだ


(*゚ー゚)「剣の心得は?」

( T)「あんまりない」

(*゚ー゚)「……そうですか」


『信じない』って顔だ。思わず吹き出してしまいそうになる
それでいて凛々しい表情だ。成長途中でも場数を踏んだ剣士ではあるのだろう


(*゚ー゚)「……」

( T)「……」


池に備え付けられた鹿威しが、カコンと鳴ると同時に


( T)「ッラァ!!」


その綺麗な顔面を吹き飛ばしてやるという気概と共に突きを放った。イケメンは全員死ね


(*゚ー゚)「フッ!!」

( T)「!!」


木刀にコツンと軽い当たりが響くと、その切っ先から若の姿が消え
すれ違いざま、腋の下を素早くなぞられる


( T)「……」


腋には太い動脈が通っている、人体の急所の一つだ


( T)「お見事」

(*゚ー゚)「……」


若は木刀を納めると、一礼をする
その顔には達成感など微塵もなく、やや不満げであった


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