27:名無しNIPPER[saga]
2018/06/12(火) 03:22:04.36 ID:420CtvZa0
伊織 「とにかく『とっかかりさえ作っちゃえば、後はもうなし崩し的にイケるでしょ』って思ってたけど──まさか、あの千早に見抜かれるとはね」
千早 「ふふ、結構分かりやすかったわよ?」
そうですね、千早ちゃんの言う通り。でもそれは、普段の彼女を知っているからこその言葉。知らない人には絶対に見抜けなかったでしょうね。
伊織 「……なんでよ。私の演技はそんなに安っぽくないはずよ」
千早 「えぇ、確かにね。これが他の誰かだったら、きっと見抜けなかったと思う」
伊織 「だったらなんで──」
千早 「だって、貴女は人のために怒れる優しい人だもの。自分だけのためなら、あんな言い方はしないはずだわ」
伊織「んなっ!?」
あ〜あ、そんな火の玉豪速球をぶつけたら……。
せっかく落ち着いた伊織ちゃんのほっぺが、みるみる真っ紅に戻っちゃいました……ううん、それ以上かも。
46Res/28.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20