21:名無しNIPPER[saga]
2018/06/12(火) 03:01:13.21 ID:420CtvZa0
顔を逸らしたまま目線だけを送る伊織ちゃんと、
逸らす事なくまっすぐに見つめる千早ちゃん。
そんな二人の根比べはすぐに決着がつきました。
伊織 「はぁ……まったく、かなわないわね」
伊織ちゃんがあっさりと降参しちゃったからです。
伊織 「あ〜あ、最近丸くなったと思ってたけど、頑固なところは変わらないのね」
千早 「貴女こそ、相変わらず素直じゃないわ」
伊織 「あら、言うようになったじゃない♪ 」
千早 「えぇ、おかげさまでね♪」
そう言って微笑みあう二人。見ているこっちまで、あったかい気持ちが溢れてきそうで──やっぱり私の心配は杞憂だったようです。
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