15:名無しNIPPER[saga]
2018/06/12(火) 02:52:40.75 ID:420CtvZa0
勿論、そんな私を他所に話は続きます。
千早 「……貴女が突然そんな事を言い出した理由を、聞いてもいいかしら?」
伊織 「理由?そうね……」
その顎に手を添え考える素振りを見て、私の頭の中に『無尽合体キサラギ』のワンシーンが浮かびました。威圧的であるけど、どこか気品を漂わせる姿に、思わず見とれてしまいそう……伊織ちゃんって、本当に私より年下、よね?
伊織 「年上のアンタが、年下の私を、名字に“さん付け”で呼んでるっていうのに、年下の私は年上のアンタを名前で呼び捨て──これが知れたら、この『スーパーアイドル伊織ちゃん』のイメージってものが崩れちゃうから……かしら」
千早 「……それだけ、なの?」
伊織 「そう?これだけあれば、充分じゃない?」
一転おどけたように肩を竦める伊織ちゃんに対して、今度は千早ちゃんが顎に手をあて、ふぅむ……と考え込んでしまいました。
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