九頭竜八一「風呂から上がったら、揉んでやる」夜叉神天衣「……えっ?」
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9:名無しNIPPER[sage]
2018/06/08(金) 00:58:17.44 ID:PCyqDion0
天衣「そ、そんなっ!? 横暴よっ!!」

八一「棋士は勝てなければ人間ではない」

天衣「だ、だからって……!」

八一「だから、負けた奴は漏らすしかない」

堪らず抗議する天衣。
しかし、八一は聞き入れない。
暴論と極論によって、ねじ伏せた。

『棋士は勝てなければ人間ではない』

『だから、負けた奴は漏らすしかない』

その言葉が、耳から離れない。
それを彼が口にしたことが、信じられない。
天衣は内心、師匠である八一を尊敬していた。
棋士として、1人の男性として、憧れていた。
それなのに、まさか、よもや。信じられない。

天衣「お、お願いします、もう許して下さい」

天衣にはもう、謝るしかなかった。しかし。

八一「駄目だ。許さん。対局を続けろ」

謝っても、先生は許してくれない。
どうして、そこまで。また涙がこみ上げる。
女王になったことが面白くなかったのか?
空銀子を負かしたことが腹に据え兼ねたのか?
様々な疑念が浮かぶが、正解はわからない。
わかるのは、泣いて謝っても無駄なことだけ。

ならば、対局を続ける他、選択肢はなかった。


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