九頭竜八一「風呂から上がったら、揉んでやる」夜叉神天衣「……えっ?」
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名無しNIPPER
[sage]
2018/06/08(金) 00:55:15.44 ID:PCyqDion0
天衣「負け、ました……」
それからの展開は一方的だった。
囲いを崩され、食い破られた。
竜王の顎門は強力で、凶悪だった。
なす術なく、天衣は投了したのだが。
八一「駄目だ。投了は許さん」
天衣「えっ?」
八一「1手詰めまで続けろ。投了は許さん」
まさかの投了拒否。
もう決着はついたというのに。
そう言えば、対局前に先生は言っていた。
『お前の鼻っ柱をへし折る』、と。
1手詰めまで続けろとは、そういう意味か。
理解して、絶望する。
そこまでして、弟子のプライドを折るのか。
天衣は思わず泣きそうになり、寸でのところで、なんとか堪え、八一を睨む。
八一「どうした、お前の手番だぞ」
睨まれても八一は動じない。
次の手を指すように要求してくる。
しかし、有効な一手が思いつかない。
これ以上は棋譜を汚すだけだ。
無論、棋譜など記録していないが、記憶には残り続ける。だからもう、指したくない。
なんとか逃れようと、天衣は、先程から込み上げてきている生理現象に頼ることにした。
天衣「お手洗いに、行かせて下さい……」
八一「駄目だ」
天衣「……は?」
八一「この対局でお前が俺に勝てたら、行かせてやる。勝てなければ、その場で漏らせ」
天衣には、もう。
自分の師匠が何を言ってるのか。
わからなかった。
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