九頭竜八一「風呂から上がったら、揉んでやる」夜叉神天衣「……えっ?」
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10:名無しNIPPER[sage]
2018/06/08(金) 01:00:25.62 ID:PCyqDion0
天衣「わかり、ました……」

八一「早く指せ」

天衣「言われなくとも、指すわよっ!!」

口を閉じて、バチンッ!と、駒を打ち付ける。
すると、ノータイムで八一が指し返した。
すかさず、天衣も指し返す。

秒読みよりも恐ろしい、迫り来る尿意の恐怖。

普通ならば、慌ててしまう局面。
しかし、不思議と天衣は冷静になれた。
尿意の存在で盤面を客観視することが出来る。
それに気づき、よくよく見ると、まだやれる。

いや、むしろ、そこまで悪くない。
まだやれるどころか、勝てるのでは?
読みではなく、感覚がそう告げていた。

天衣はその大局観に従い、指し手を早める。

八一「ッ……!」

ここに来て覚醒した天衣に驚く八一。
その鋭い指し手に、即座に反応出来ない。
その間にも、天衣の頭脳は冴え渡る。

八一「ようやく、本領発揮か」

天衣「ええ、待たせたわね。踊ってあげる」

八一「はっ! 漏らしてあげるの間違いだろ!」

天衣が覚醒したことにより八一もまたギアを一段上げた。より早く、より正確に、より深く。

八一「カアアアアアアアアアアアッ!!!!」

灼熱の業火を吐き出すが如く、竜王が咆哮した。


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