九頭竜八一「風呂から上がったら、揉んでやる」夜叉神天衣「……えっ?」
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11:名無しNIPPER[sage]
2018/06/08(金) 01:02:28.35 ID:PCyqDion0
天衣「熱い……!」

盤面は最終局面。
打つ手なしと思われたが、勝機が見えた。
今はひとまず、とにかく、凌ぐこと。
それだけに徹する。ただ、それだけに。

そうして凌ぎ切れば、こちらの勝ちだ。

天衣「熱い!」

天衣を焦がす、竜王の息吹き。
燃え滾る、闘争心。勝利への渇望。
そして、何よりも切実な尿意。

それら全てを指先に込めて、駒を打ち付けた。

八一「ま、今日のところはこんなところか」

天衣「あっ……!」

ふっと、目の前の竜王から闘志が消えた。
怪訝に思い盤面を確かめると、終わっていた。
プロならば1秒未満で見抜ける、1手詰め。
それを、天衣は見逃していた。

天衣「あ、ああ、ああああ……」

どこからか鳴り響く重低音。
それはまるで、世界が崩壊する音のようで。
天衣は愕然と天を見上げ、失禁した。


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