277:1[saga]
2018/06/20(水) 23:38:32.81 ID:QJwYwtJJ0
足早に雷ネット会場から離れ、歩いて五分ほどにある公園のベンチに腰を下ろした。
岡部「飲むか」
買ったジュースの缶を渡す。
まゆり「わ、ありがとーオカリン」
まゆりは、元気だった。
目にクマが少しだけついているが、俺のいた時間ほどじゃない。
岡部「クマができているぞ。眠れなかったのか?」
嬉しくて、逆にそんなことを尋ねてみる。
まゆり「んー?……まゆしぃ、ちゃんと寝たよ?」
はっと、気づく。
今日の……この日の前日は、俺がまゆりをはねのけた、あの夜の日ではなかったか。
このクマは、まさか俺があの日、まゆりを拒絶したから眠れなくて……?
良く見ると、かすかに目も赤く腫れている。
岡部「あ……」
そして今日の夜、俺は紅莉栖と付き合うことになったとラボメンの皆に報告するのだ
幸せいっぱいのその笑顔で。
岡部「う、ああ……!」
まゆり「オカリン?」
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