276:1[saga]
2018/06/20(水) 23:32:30.62 ID:QJwYwtJJ0
間違いない。
何人ものラウンダーが、人混みの中で俺を探している。
白衣を脱いで身をかがめる。
左腕に激痛が走ったが気にもならない。
バレたら終わりだ。
しかし幸運なことに、ラウンダーとは逆方向にルカ子の姿が見えた。
しめた――――。
俺が足早にお立ち台に近付くと、側にいたまゆりが手を振った。
まゆり「あーっ!オカリ」
岡部「しっ!出るぞ」
まゆり「えー?」
るか「ま、まゆりちゃ、え、どこいくの、えええ……」
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