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2018/06/07(木) 23:49:39.10 ID:YXotrATs0
俺は過去で行動を始めようとした時、己の行く末を予想してしまい激しく動揺した。
紅莉栖と付き合うとディストピア形成。
まゆりも紅莉栖も選ばなければディストピア形成。
したがって俺はまゆりと居続けるしか選択肢が無くなる。
その理不尽に激昂した。
神を恨んだ。
そして過去からタイムマシンで戻る途中、紅莉栖への告白を阻止するしか道はないのではないか、と鈴羽は言っていた。
だが違ったのだ。
まゆりの世界線に触れた今ならば分かる。
紅莉栖と結ばれたことが悪いのではなかった!
まゆりの想いを解放させてやれなかったことが、すべてを狂わせている要因なのだ!
だが、今なら。
鈴羽が俺を助けに来て、紅莉栖とダルを頼ることができた、今ならば。
まゆりが満たされた状態で紅莉栖と結ばれるならば、何の問題も無い。
行ける。
明るい未来へ。
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