189:1
2018/06/06(水) 12:26:21.34 ID:Uj8q83PX0
岡部「うっうっうっ」
ダル「もしかして泣いてんの?」
190:1
2018/06/06(水) 16:29:45.72 ID:Uj8q83PX0
紅莉栖「普通の人は世界線移動の記憶を保持することはできないのよね」
191:1
2018/06/06(水) 16:35:07.09 ID:Uj8q83PX0
紅莉栖「岡部のリーディングシュタイナーは常人よりも強力に発現されている、と見て間違いないわ」
紅莉栖「世界線移動の際に記憶をキープできるのはおそらく岡部だけだから。そして、彼と接している私たちは普通の人よりも少し強い実感を持って他の世界線の記憶を知覚する……これも共鳴の特性を裏付ける根拠になる」
192:1
2018/06/06(水) 16:37:34.94 ID:Uj8q83PX0
紅莉栖「橋田は高校から岡部と友達なんでしょ?」
ダル「そだね」
193:1
2018/06/06(水) 16:46:05.30 ID:Uj8q83PX0
紅莉栖「とりあえず、岡部に異常は無いわ。きっとラボを立ち上げなければ、リーディングシュタイナーに気付くことも無かったでしょうね」
ダル「……皮肉な話だね」
194:1
2018/06/06(水) 16:49:54.34 ID:Uj8q83PX0
紅莉栖「本題に入るわ。まゆりに発現したリーディングシュタイナーは、岡部のものと同じくらい強力よ」
紅莉栖「自身の他の世界線での記憶を、おそらくほぼ100%、現実に近いカタチで夢に見る」
195:1
2018/06/06(水) 16:57:20.90 ID:Uj8q83PX0
紅莉栖「どんな感じだったのか、差し支えなかったら聞いても、いい……」
ダル「……うん」
196:1
2018/06/06(水) 17:02:51.81 ID:Uj8q83PX0
ダル「タイムマシンは治ってなかった。僕は不完全な修理のまま娘を過去に送り出してしまった。そして娘からの失敗を報せる手紙が来る」
197:1
2018/06/06(水) 17:20:12.48 ID:Uj8q83PX0
紅莉栖「……まとめるわ」
198:1
2018/06/06(水) 17:30:31.28 ID:Uj8q83PX0
ダル「」
紅莉栖「あくまで仮説にすぎないわ……。でも岡部がそこに倒れていることが、何よりの証拠だと私は思う」
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