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2018/06/06(水) 17:02:51.81 ID:Uj8q83PX0
ダル「タイムマシンは治ってなかった。僕は不完全な修理のまま娘を過去に送り出してしまった。そして娘からの失敗を報せる手紙が来る」
ダル「とうさんのせいじゃないとッ……手紙で僕をかばっていた!!」
紅莉栖「……」
ダル「そこで夢は終わるんだ。起きたときは汗びっしょりで涙も出てた。その日は怖くて悲しくて、何もできなかった」
紅莉栖「……そ、んな、そんなに苦しいだなんて」
ダル「まゆ氏はもっと痛くて、もっと怖くて、もっと悲しいよ。きっと」
紅莉栖「岡部も、そこにいたのよね」
ダル「うん。間違いなくいた」
紅莉栖「岡部はそんな絶望を、何度も何度も味わいながら生きてきた」
紅莉栖「そして今、まゆりも……」
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