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2018/06/05(火) 21:45:31.57 ID:pSJ8SQZq0
紅莉栖のマンションへと歩く間、俺たちは他愛も無いことを話し続けた。
紅莉栖のアメリカでの話。
俺の日本での話。
なぜだろうか、タイムマシンとかディストピアなどと言う単語は道中一度も出てこなかった。
お互い口下手の人見知りのくせに、なぜ二人だとこうも饒舌に話せるのだろう。
意識しなくとも話題が浮かび上がってくるのだろう。
束の間の静寂の中でそんなことを考えているうちに、あっというまに紅莉栖のマンションに到着してしまった。
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