まゆり「トゥットゥルー!」岡部「・・・え?」
1- 20
10:
2018/06/04(月) 17:45:23.81 ID:oMtdo1oj0
今でも目を閉じれば、額から血を流すまゆりが。血まみれになって倒れている紅莉栖が、脳裏に蘇る。

そして、その傍らで何もできず、ただバカみたいに突っ立っている自分も。

それだけじゃない。
以下略 AAS



11:
2018/06/04(月) 17:46:00.99 ID:oMtdo1oj0
「オーカリン♪」

気が付くと、横にまゆりが立っていた。


以下略 AAS



12:
2018/06/04(月) 17:46:34.77 ID:oMtdo1oj0
少し、――ドキッとした。


岡部「何を言っているのだ。客観的に見れば、俺は今幸せの絶頂に・・・」

以下略 AAS



13:
2018/06/04(月) 17:47:21.89 ID:oMtdo1oj0
岡部「はぁ、はぁ・・・すまない」

まゆり「・・・うん」


以下略 AAS



14:
2018/06/04(月) 17:47:52.81 ID:oMtdo1oj0
もちろん同じ状況になったとしたら、今の紅莉栖も俺を助けてくれるだろう。それは断言できる。

だが彼女にとって俺は、ただの命の恩人であり、実質二週間程度を一緒にのんびりとすごしただけの存在なのだ。


以下略 AAS



15:
2018/06/04(月) 17:48:25.48 ID:oMtdo1oj0
岡部「・・・まゆり、部屋にもどってくれ。俺はひとりで考えなければならないことがあるのでな」

まゆり「いやだよ」

岡部「まゆり?」
以下略 AAS



16:
2018/06/04(月) 17:48:52.67 ID:oMtdo1oj0
岡部「待て!俺はそんなことは言っていないぞ!?」

言った。確かに言ったが、それはまゆりが死ぬ世界、β世界線での話だ。

なぜまゆりがその記憶を?まさか、リーディングシュタイナーが――
以下略 AAS



17:
2018/06/04(月) 17:49:19.42 ID:oMtdo1oj0
俺は辺りを見回した。幸いにも、起きてくる宿泊客はいなかった。


まゆり「話してよ・・・まゆしぃに・・・」

以下略 AAS



18:
2018/06/04(月) 17:49:50.40 ID:oMtdo1oj0
まゆり「オカリン・・・」

岡部「ではな、まゆり!風邪を引くことのないよう、頭まで布団をかぶって寝るのだぞ!!」


以下略 AAS



19:
2018/06/04(月) 17:50:16.36 ID:oMtdo1oj0
このことはまだ、ダルには言っていない。

だが気のつく奴だ。今日のまゆりを見る前から、どうも感づいていたらしい。

紅莉栖にも言っていない。アメリカで頑張っているあいつに、なるべく負担はかけたくない。
以下略 AAS



342Res/225.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice