6:名無しNIPPER[saga]
2018/06/03(日) 22:59:15.67 ID:IMIN4WEW0
キノコのような漆黒の巨塔が建っていた。
乳河を下った先の浜辺である。
そこは砂嘴といって釣り針のように曲がった地形となっており、その先端に塔はひっそりと建っていた。
何を目的として建てられたものか、とんと見当がつかぬ。
灯台やもしれぬ。
海は白かった。
岩乳で満たされていた。
キノコの頂上から、時折ビュッビュッと勢いよく乳が噴き出した。
あれが乳かどうかはともあれ、いらなくなった乳をああして捨てているのだろう。
外側に、何やら上下する物体がある。U字型の物体で、人間の手を模したものだった。
手を模した建造物が上へ、下へ行き来するたびにキノコの頂上から大量の乳が噴き出すのである。
あの物体は溜まった乳を頂上まで吸い上げる役目を担っているのだろう。
ハゲはそう考え、建物へ向かった。
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