122:名無しNIPPER
2018/08/25(土) 22:51:59.52 ID:e5oPPfIC0
理樹「みんなに言ってもしょうがないと思うけど、聞いてほしい。僕には好きな人がいるんだ」
謙吾「恭介!」
恭介(謙吾は理樹を背負って逃げるぞといったアイコンタクトを取ったが俺は首を横に振ることしか出来なかった)
恭介「手遅れだ・・・もう」
恭介(ここから先は理樹の愛の告白を聞くしかない)
理樹「その人とはある出来事から一緒に過ごすことが多くてさ、楽しいこともあれば辛いことも悲しいことも一緒に経験してきた・・・そして、そんな日々を過ごしているうちにその人が好きになったんだ」
真人「・・・っ」
謙吾「終わりだ・・・」
理樹「ずっとずっと好きだった。今だってこうして未練がましく心の中で想ってる!・・・でも、もうそれも終わりにすることにしたんだ」
全員「「「!?」」」
恭介「どういうことだ・・・?」
理樹「今日、朝起きたら頭が痛くてさ、その時ようやく自分の意識がはっきりしたんだ。そして、それと同時に僕はそんなになるまでずっと彼女のことを考えていたんだと」
理樹「僕はその人が好きすぎた。このまま好きでいるといつか壊れる。だからここでケジメを付けるためにも言うよ。もう僕はしばらく恋だの愛だのってやつはやめる。きっと彼女も分かってくれると思う」
葉留佳「り、理樹君・・・」
佳奈多「なるほど。”その人”を壊れる程愛してしまっているから落ち着くまでしばらく時間がほしいっていうことなのね」
鈴「仕方がないな・・・」
美魚「ほっ・・・」
小毬「よく分からないけど、理樹君辛そう・・・」
来ヶ谷「どういうことだ・・・?誰の時の記憶なんだ・・・?」
謙吾「そういうことか・・・」
恭介(謙吾がボソッと横で呟いた)
真人「何か分かったのか謙吾!?どうして理樹はあんなこと・・・」
恭介「もしかして理樹は記憶が全部戻って・・・」
謙吾「いや、違う。あくまで今までと同じような状態だ。ただ、理樹が思い出した世界は・・・例の奴のだ」
恭介「!!」
真人「・・・そういう・・・ことだったか・・・」
恭介「・・・道理で落ちこんでる訳だ」
理樹「・・・」
恭介(・・・・・・)
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