リボンに願い込めるValentine【ミリマス】
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/20(日) 16:12:03.07 ID:P2hx7BeN0
「そう。 それじゃあ家に帰っての楽しみにするわね。 それじゃあ私からも……」
「ハッピー、バレンタイン」
百瀬さんが手渡したのは、私も知っている有名店の紙袋で、私には手作りを要求したのにそっちは既製品なの? とか、徳川さんや天空橋さんと同じでしょ? なんて冷静な私は死んでしまって。
ただ嬉しい。 幸せな気持ちに私はまた涙が溢れそうになる。
「いつも、私のことを支えてくれてありがとう。 貴女が人付き合いが苦手なこと、私たちとの関係に悩んでること、それでも少しでも私たちと仲良くなろうって、貴女なりに努力してること、私はわかってるつもりだから」
あぁもう…… なんでそんなこと言うの…… どうして貴女は私が喜ぶような言葉をそんなに簡単に刻めるの? どうして貴女が口にする言葉は疑う余地もなく私の芯に届くの?
「その…… 好きよ?」
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