17: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2018/05/18(金) 23:55:53.19 ID:lFsgkv9uo
「なぁ、良かったらどこかに食べにいかない?」
少し歩けばお洒落な感じのお店も多い。男が一人で入るには敷居が高いような場所でも美穂がいたら……。
「あのー、それなんですけどね」
「うん?」
美穂は俺の耳元に顔を近づけると誰にも聞こえないように呟く。
「……実はお弁当作ってきていて」
「!!」
「向こうに静かな公園があるので、そこで日向ぼっこしながら食べたいなぁって思ってて」
顔を赤くしてモジモジとしながら提案する彼女を見て拒否できるものか。俺たちはスタッフの皆に挨拶をして公園へと向かう。平日のお昼時ということもあり、美穂が言っていた公園は人気も少なかった。
27Res/24.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20