6: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/05/17(木) 16:26:17.35 ID:gI+5qT850
(また数時間後)
P「…よし、終わった。ん?それは、ファンレターか。」
咲耶「はづきさんが帰る前に渡してくれたんだよ。持って帰って読まないとね。」
P「相変わらずすごい量だな。」
咲耶「それだけ私に期待して、応援してくれるんだ。嬉しい限りだよ、最近は女性だけじゃなく男性からのファンレターも増えたしね。」
P「いいことじゃないか。最近のライブのアンケートでも、男性ファンからの咲耶の人気は高くなってるしな。」
咲耶「実はその事でちょっと相談したいんだけど、いいかな?」
P「なんだ?」
咲耶「自惚れかもしれないけれど、私は女性のファンに何をしてあげれば喜んでくれるか、どう対応すれば良いのかをある程度分かっていると思う。けど、男性ファンに対してどう接すればいいか、よく分からないんだ。これまで男性とはほとんど接点が無かったからね。」
P「そうなのか?」
咲耶「ああ。学校は女子校だし、モデル事務所でも周囲のスタッフは女性ばかりだったからね。男性はいたけど、挨拶や事務的な会話ぐらいしか交わさなかったよ。まともにきちんと会話するような男性は、アナタが初めてなんだ。」
P「それにしては、初対面の俺をやけに簡単に信用してくれたんだな。」
咲耶「たしかに。そう考えると不思議な気もするね。あなたに何か、特別な物を感じたのかもしれない。」
P「そいつは光栄だ。」
咲耶「どういたしまして。それはさておき、そんな理由だから男性ファンにどう答えていけば良いのかよく分からないんだよ。何か、いい案はないかな。」
15Res/11.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20