8: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/05/17(木) 12:31:45.38 ID:Fypyj9yR0
……だけど、夜空を見上げてた視線はずらせなかった。
時間が少しづつ流れる中で、お互いの呼吸する間隔まで徐々に、徐々に重なっていく。
シートの上はまるでステージ。二人っきり、星空の下のライブ会場。
シンクロしていくのはなにも、感覚だけじゃあないみたい。
「麗花ちゃんも、さ……。その、あったかい、よ?」
小っちゃな勇気を奮い立たせ、茜ちゃん、お返事しましたとも。
正直な話、とんでもなく心地良い時間。
このまま「星よ、流れるな!」と、本末転倒なお願いをしたくなっちゃうほど。
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