【バンドリ】湊友希那「バンドやらない?」美竹蘭「……は?」
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3:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:45:04.18 ID:EZCEfSpa0

リサ「えーっとね、まだ時間ある? あれば、理由だけでも聞いてくれないかな」

蘭「……まぁ、それくらいであれば」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:45:36.26 ID:EZCEfSpa0

リサ「ええっとね、友希那、たまには楽器を演奏する立場でステージに立ってみたいんだって。それでさ、そうすると普段からボーカルしてるのって、羽丘だと蘭だけじゃん?」

リサ「だからさ、ロゼリアの都合に巻き込んじゃって本当に申し訳ないんだけど、アタシたちを手伝ってくれないかなって思ってるんだ」

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:47:06.71 ID:EZCEfSpa0

蘭(教室に戻り、あたしは自分の机に頬杖をついて、なんとはなしに窓の外に広がる景色を眺める)

蘭(空は高く澄んでいた。4月初めの青白い光が惜しみなく降り注いでいて、それに照らされた新緑と散りかけの桜が色鮮やかに輝いている)

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:47:50.39 ID:EZCEfSpa0

蘭(……変わっていく。季節も、街も、流行りの歌も)

蘭(みんなも大人になっていく。私はそれに取り残されているんじゃないか。そんな気持ちになって、どうしようもなく落ち着かない)

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:48:45.45 ID:EZCEfSpa0

蘭「……はぁ」

蘭(何も変わり映えのしない授業は淡々と進んでいき、気が付けばお昼休みだった)

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:49:27.27 ID:EZCEfSpa0

蘭(脈絡のない言葉に何も考えていないような相づち。気遣っているんだかいないんだか判断に少し迷いそうなその空気が、あたしの中の形容しがたい重い感情を溶かしていく)

蘭(本当にあたしはみんなに思われてばかりだ)

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:50:31.31 ID:EZCEfSpa0

――放課後――

友希那「あなたならそう言ってくれると信じていたわ」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:51:22.15 ID:EZCEfSpa0

友希那「話はまとまったわね」

蘭(と、そこで黙ってやり取りを見守っていた湊さんが口を開く)

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:51:59.55 ID:EZCEfSpa0

蘭(……モカの買った漫画雑誌を読んでいた時に目についた話があった)

蘭(登場人物の小難しいセリフの中に、懐かしさとあの頃の痛みを思い出して、それが頭から離れなかった)

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:52:41.34 ID:EZCEfSpa0

――美竹家 蘭の部屋――

蘭(湊さんに誘われたバンドを結成してから3日が経った)

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:53:10.29 ID:EZCEfSpa0

蘭「……いつも通りに」

蘭(口に出して、それから自分の膝の上に乗るギターを見る)

以下略 AAS



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