8:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 21:54:55.93 ID:RrOmRxVI0
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「と、とにかく、これは水道管の破裂じゃなくて、本当に水が湧き出ているということですか?」
「んーそうとも言えないんだよねー」
志希さんはそう言いながら封を切った袋をビニール袋にまとめていきます。
「色が消えたら水道水ってわかるけど、色が消えないからって水道水じゃないとは限らないんだよ」
「うぅ……わかんない……」
薫ちゃんは今にも頭がパンクしそうといった様子です。ありすちゃんも頑張って考えているようですが、かなり苦戦しているようです。
「文香さんなら、どういうことなのか分かりますか?」
「地中から湧き出るまでの間にカルキが抜け……色を呈する別の物質が混ざり込んだかもしれない……と、いったところでしょうか……」
「お、せいかーい!さっすが文香ちゃん!ご褒美にコレをあげよう〜」
「いえ……結構です……」
危うく志希さんが左手首でぐるぐると振り回していたビニール袋を押し付けられるところでした。
「じゃあ、どうやったらしっかり区別がつくんですか?」
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