晶葉「できたぞ助手! アイドルの貞操観念が逆転するスイッチだ!」
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名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:51:16.17 ID:BF8WTLxg0
志希「……ねえプロデューサー、手とか繋いでいい?」
P「どうぞ」
志希「ありがと。……ふふ、あったかい」
P「お前の手は冷たいな。というかもうちょっと着ろよ……ほら、ジャケット貸してやるからちゃんと着ろ」
志希「……え? ホントにいいの?」
P「いいに決まってんだろ。お前は自分を雑にしすぎだ。もっと大切にしなさい」
志希「うん……そうする///」
P「わかってくれて嬉しい。あとな、ジャケットを羽織り直すふりをして匂いをかぐのをやめてくれるともっと嬉しい」
志希「それは無理だよワトソンくん。それと、先に謝っとくね。ごめん」
P「ん? なにが――」
チクッ
志希「安心して。すごく眠たくなるだけで、依存性とかないヤツだから」
P「ええー、ほんとにござるかぁ? 視界がすっげぇ、ぐるぐる、回るんだけ、ど……」ドサッ
志希「……回れ回れメリーゴーラウンド。もう決して止まらないように」
P「……ん、ここは……?」
フレデリカ「あ、プロデューサーおはよー。今日は早いねー」
P「フレデリカ……?」
フレデリカ「どうして疑問系なのかな? 世界に二つとないこのビボーを誰と心得る! でも名前で呼んでくれたから許してあげるー♪ もう、プロデューサーってばお寝坊さんなんだから」
P「……寝坊? いま何時だ……? というか、どうして俺はパイプ椅子に縛り付けられて……」
志希「あれ、プロデューサーもう起きたの? 投薬量からしてあと二時間は目覚めないはずなんだけど」
P「……おはよう、志希。早速で悪いが縄を外してくれ」
志希「だめだめー。キミにはこれからあたしたちとイイことしてもらうんだから」
P「イイこと?」
志希「うん。あたしも本当はね、こんなことしたくなかったんだけど……キミが悪いんだからね。女の子にあんなに優しくして……ジャケットを貸しちゃうなんて、いくらなんでも無防備すぎるよ? ……それでね、思ったんだ。このままじゃキミはきっと、事務所の狼さんたちに食べられちゃう。だったらあたしたちが、最初に食べても別にいいよねって」
P「ちょっとなに言ってるかわからないです」
フレデリカ「考えるな。感じろ」
P「ああ、うん。止める気がないのは感じた」
奏「おはよう」
周子「おはよー」
P(きた! LiPPSの常識枠と良識枠きた! これで勝つる!)
フレデリカ「あ、奏ちゃん、シューコちゃん。おっはよー。早かったね?」
周子「だってPさんの貞操観念が逆転して、ドスケベクソビッチになってるんでしょ? 早くこないと乗り遅れちゃうじゃん」腰クイックイッ
奏「周子、気持ちはよく分かるけど、寝癖くらい直してから来たらどう?」
周子「どうせぐちゃぐちゃになるんだから直す必要ないでしょ」
P「こんな世界もうイヤだ!!」
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