3:名無しNIPPER[saga]
2018/05/06(日) 21:34:37.45 ID:Z6NbnlKA0
少女「ほら行くよー」
保母「ちょっと、大きな声出さないでください、あとそんなにスタスタ歩かないで!」
少女「さっさと歩かないと、あの子たちと遭遇する確率増えるんじゃない?」
保母「ゆっくり歩いたほうが見つかる確率は減ります!」
少女「そっかなぁ」
保母「ゆっくり、ゆっくり、足音を立てないように、周囲を常に気にしながら……」
少女「んー?」
保母「ど、どうしましたか」
少女「何か、音がしない?」
保母「音ってなんのです!?」
少女「人の声、みたいな」
保母「ひとの、こえ?」
ンンー
グゥゥゥゥ
少女「ね?」
保母「帰りましょう倉庫へいますぐ」
少女「いやいやいや、生存者の声かもしんないし、もし生き残ってるなら貴女の同僚でしょ」
保母「そ、それは……そうですけと……」
少女「声はあの部屋から聞こえてくるみたい……保母さん、ちょっと覗いて確認してみて?」
保母「え、ええ……私がですか……」
少女「私は廊下のほうを見張っておくから」
保母「ううう、やだなぁ……」
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