54:名無しNIPPER[saga]
2018/05/06(日) 17:33:29.81 ID:xg10qRH10
「今の様子からしてお母さんは悪いことをしていないのは事実です。
だからといってそれで無実であるとは言い難い。
ハッキリ言って現状は厳しいでしょう。」
「そんな…なんとかしてよ…」
「そうだよ。お母さんに帰ってきてくれないと俺たちどうしたら…」
「わかりました。ところでみなさんに見せたい人がいます。」
未だ戸惑うばかりの子供たちに右京はもう一人合わせたい人物がいた。
それから子供たちを連れて別の取調室での様子を見せた。
そこでは角田課長がある男と言い争いになっていた。
「いい加減に吐いたらどうだ!ネタは上がっているんだぞ!」
「うるせえ!弁護士を呼べ!それまで俺は何も喋らねえぞ!!」
角田課長が相手にしているのは強面でいかにもヤクザな風貌の男だ。
大声で怒鳴り散らし時には室内にあるモノを蹴り八つ当たりをする。
とてもじゃないがこんな男と関わりたくないと子供たちは思った。
だが子供たちはこの男と面識は一切無い。一体誰なのかと右京に尋ねた。
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