44:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:58:16.15 ID:sPA3Iy4L0
「右京さん…もう無理ですよ…」
その夜、警視庁にある特命係の部屋で
亀山は今日子供たちに起きた出来事をすべて右京に報告していた。
あの後、亀山は京子を連れて薬局へと駆け込んでなんとか事なきを得た。
京子が援助交際に及ぼうとした件は本来なら警察官として補導すべき事案だ。
だがこれは母親が不在であるという背景があった。
10歳ともなれば成長の早い女子なら生理を迎える子もいる。
だが京子の場合はそのことを正しく教えてくれる母親が不在だった。
そのせいで京子は動揺してしまい自分ではどうすることもできなかった。
だからあのような行動に出てしまったのだろう。
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