白菊ほたる「もう雨あがりに虹が掛かることもないんでしょうか」
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31:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/01(火) 15:14:04.59 ID:47m1SMXJ0
 藍子さんの言葉を聞いて、そんな思いつきが頭の中を駆け巡りました。
 気づけば私は、藍子さんに抱きついていました。


「わっ、ほたるちゃん、どうしたの?」

「いえ、ちょっと……」

「もう、甘えんぼさんですね」


 私には、この宇宙の全てが愛おしいものに思えてしかたなかったんです。
 そして今私の目の前にいるこの女性もまた、この上なく愛しい人に思えました。


「藍子さん。藍子さんは……幸せですか?」


 藍子さんは、ちょっとだけ考えて、すぐに言いました。


「うん、ほたるちゃんといっしょだから。私は幸せだよ」

「なら、私も幸せです」

「ふふっ、ほたるちゃんらしいね」


 ステージは完成しました。
 あとは開演時刻を待つだけです。




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